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コインチェック ネム 580億円騒動に関して言いたいこと [仮想通貨]

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1/26(金)に仮想通貨を扱う取引所Coincheckの「NEM(XEM)」580億円相当が
不正アクセスによって流出しました。



正直、コインチェックの「NEM(XEM)」
ホルダーだけで26万人もいたことに
びっくりです。
完全にキャズム超えてますね(*´∀`*)



コインチェックは13の仮想通貨を扱っていて、
ビットコイン以外は全て販売所
となってますので、コインチェックを取引所
というのは抵抗がありますが
ここでは便宜上取引所と呼ぶことにします。



まぁ取引所はヤフオク、販売所はアマゾン
みたいな感じだと思ってください。
取引所は売りと買いのレートがあって、
マッチングさせて手数料を抜くシステム。



販売所は仮想通貨の価格を販売所が
相場より高めに設定し
その差(スプレッド)を抜くシステムです。



ユーザーにとっては取引所のほうが
安いですが、販売所のほうが手軽かつ
大量に買うことができますね。



コインチェックとしては販売所のほうが
儲かるわけすが、通貨の価格が暴落した時に ダメージを受けるリスクがあるため
それを踏まえてスプレッドを
高めに設定していたと思います。



なので相当儲かっていたはずであり、
だからこそ今回、返金が可能なのだと思います。



今回、史上最大級の盗難事件となっている
わけですが、マルチシグ非対応や
コールドウォレット非実装は
確かに反省すべき点かもしれません。



おそらくそういったセキュリティに
関わる人材のアサインが間に合わなかった
のではないかと言われていますね。



仮想通貨の取引所は常に狙われています
24時間体制で監視をして、何か異常があったら
即座に対応しないといけません。



ただでさえ出川さんのCMでかなり煽っていたんで、
新規のお客さんの本人確認とか事務手続きだけで
かなり大変だったろうなぁと思います。



CMうつ前にセキュリティを強化するべき
だったという意見もありますが、
その間にバブルが終わってしまう
マイナスを考えての
判断だったのかもしれませんね。
だからある意味起こるべくして起きた事件ともいえます。



「取引所に置いておかず、自分のウォレットに入れておけば安全では?」
という意見もありますが、その場合は秘密鍵を忘れてしまうと二度と取り出せなくなる
ので、一長一短です。
よって人によっては取引所においておいたほうが安全なこともあります。



今回、メディアの偉そうな人たちが以下に仮想通貨を理解していなさすぎて
間違った情報が多く流れてしまっています。



「ブロックチェーンはもう終わりだ」とか
「仮想通貨は円に取って代わることはない」
的はずれすぎる意見がそこらじゅうにありますね。



今回の件は4年前のマウントゴックス事件と同じく
取引所の脆弱性の話であってブロックチェーンや
NEM自体のセキュリティにはなんの関係もない話です。



MTGOX事件の時もビットコインは終わりだと言われたりしましたが、
その時買った人たちはめちゃくちゃ儲かっています。



相場のことは予測できませんが、今回の事件で
NEM(XEM)がかなり有名になったことは 確かです。
なくなっても気にならないぐらいのお金を
投資してみてもいいかもしれません。



数十年前にインターネットが世に出てきた時、
ほとんどの人が「NASAのHP見れる」、「Eメール」使えるぐらいしか活用方法を見いだせず、
完全なオタクコンテンツとなってましたね。



インターネットの先にあるスマホやYouTuber、
シェアリングエコノミーをほとんどの人は
想像すらできなかったはずです。



今の仮想通貨も、もしかしたらそんな感じなのかもしれません。
ブロックチェーン技術はまだ 始まったばかりいや、まだ始まってすらいないのかも。



これからブロックチェーン技術が様々なプラットフォームになり
世の中がどう変わっていくのかを予測している
「お金2.0」(佐藤航陽著)という本があるのですが、
この記事をここまで読んでくれた方は必読だと思います。

まぁこの記事を読んだ方ならもう読んでいるかもしれませんけどね。


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